更年期障害、というのはエストロゲンの分泌量の急激な減少によって引き起こされる物です。なので、其の治療のためにはホルモン剤を投与することでエストロゲンを補充し、急激な減少を食い止めて女性ホルモンの変化に体を慣らしていく、というのがホルモン補充療法なんですね。

その、メカニズムと詳細についてを解説しましょう。

■ホルモン補充療法のメカニズムについて
ホルモン剤を投与することで、更年期障害の症状を改善するわけですが、あくまでもこれは減少していくエストロゲンの減少を緩やかにする物であって若い頃のエストロゲン分泌量まで一気に補うようなものではないんですね。要は一気に急降下するエストロゲン低下だと落っこちる衝撃も強いのでゆっくりとパラシュートで効果するように勢いを弱めてあげるというように例えるとわかりやすいでしょうか。

■エストロゲンを補充するとどうなるか
エストロゲンの急激な減少を、ホルモン剤の投与で緩やかな減少傾向にしていく事で例えば自律神経失調症状や月経異常、精神神経症状や皮膚の衰え、膣や膀胱の衰え、筋肉、骨格の衰えなどを和らげてくれる効果があるんですね。特に、自律神経系の失調症などは気分の落ち込みの他イライラしやすくなったり、カっとなりやすいなど感情を理性で抑制することが出来なくなるような状態を改善してくれます。

更年期障害は、精神状態も大きく変えてしまうので早めの治療が好ましいですね。

■まとめ
更年期障害は、発汗やほてり、頭痛と言った直接的な症状が出ていると自覚症状も把握しやすいのですが、感情的になりやすくなったりするなど精神状態の変化は意外と気づきにくい物です。なので、特に自律神経系の変化には年齢が近づくと気を配りたいですね。